晴れだけどちょっと雲があるぐらいがちょうどいい。今日も子育てお疲れ様です
こんにちは、臨床心理士の中園です。
先日、地域子育て支援センターにて、アットホームな雰囲気でミニ講座を行いました。子どもの相手をしながら、子どもの様子をみながらという雰囲気の中で「とき」に笑いあり、「とき」に他のお母様に共感あり、「とき」に私の声が聞こえなくなり(笑)。
その中で
- 「毎日怒ってばっかりの繰り返し」「怒らないようにしたいけど、(子どもが)止めてくれないから、自分も怒ってしまう」
- 「怒ってるうちにどんどん怒りが大きくなっていく気がする」
と、お母様方の切実な声がありました。
怒りが爆発し、感情的になってしまうという方も多いようです。
“怒る”ことができるということは、お母様方の心がまずは健康な証拠
「“怒る”ことができるということは、お母様方の心がまずは健康だからですよ」とお伝えすると、お母様方から笑いがおきました。
実際、心が風邪をひいたり、心が辛くなってしまうと“怒る”こともできなくなってしまいますから。
そして、「我慢していた“怒り”のエネルギーは大きすぎるので、少しずつ“怒り”のエネルギーを発散させながら怒りましょう」と提案しました。
天気でいうと“雷が鳴り始める曇り空”の状態まで。
物事がうまくいかない時でも、“雷は落とさないようにしよう”と考えていただくだけで、感情的に怒ることを防ぐ効果があると思います。
また、毎日“太陽が出ている晴天”でいようと考えるのは大事ですが、現実問題、それは難しい場合もあるかもしれません。
“晴れだけどちょっと雲があるぐらい”が程よいポイント。今日も子育てお疲れ様です。
このページの担当部署
薩摩川内市子育て世代包括支援センターなないろ相談室
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