子育て世代の防災を考える

今年の7月は大雨により、平成史上最大の被害が起こりました。地震・台風といった自然災害の多い昨今ですが、自分自身や家族の命を守るためにはどのような行動をとれば良いのでしょうか?
今回は日常の中で防災につながる行動を紹介します。すべて取り入れるのはむずかしくても、少しずつ習慣づけられると、いざという時に役立ちます。

日頃からできる防災対策

  • ハザードマップを確認し、自分の居住地や勤務先・子どもの学校や預け先の位置を確認しておく。
  • 子どもに親の連絡先を教えておく。
  • 災害発生時の行動を家族で話し合う。
  • 日頃から近所付き合いを積極的に行う。
  • 車のガソリンは半分になったら給油しておく。
  • スマートフォンや携帯電話の充電を、まめに行う。
  • 防災に関するアプリをダウンロードしておく。
  • 家の中のモノを片付ける。
  • 寝室には背の高い家具や割れ物を置かない。
  • 夜はきちんと睡眠をとる。
  • 食料品は日頃から少し多めにストックしておく。
  • 出かける際は、お菓子・水筒を持ち歩く。

特に、日頃から近所付き合いは大切にしたいものです。町内会の清掃活動や防災訓練などの行事に家族みんなで参加し、自分のこと・家族の存在を近所の方や自治会に知ってもらうことで、災害時に助け合いの和が広がります。

防災ポーチを知っていますか?

防災バッグを自宅においている方も増えていますが、「防災ポーチ」という言葉をご存じですか?普段のバッグの中に入れておくと、いざという時に役立ちますし、普段のお出かけにも邪魔になりません。マザーズバッグを卒業されたママや子どもたちにもおすすめです。ポーチは手持ちの物で大丈夫です。

防災ポーチの中身の例
ばんそうこう・携帯用除菌クロス・マスク・ハンカチ・ペン・メモ・家族の写真・常備薬・あめやガム

妊婦さんは常に母子手帳を持ち歩く

母子手帳は母体の健康状態がわかるように記されています。日頃から持ち歩き、もしもの時に備えましょう。

マザーズバッグはそのまま防災バッグになる 

マザーズバッグは子どものお世話に使用するものが入っています。そのまま、子ども用の防災バッグとして活用できます。常に衣類やオムツ・おやつなどマザーズバッグに用意しておきましょう。保険証のコピーも忘れずに。

小さなお子さんがいる過程で、備えて助かったもの
ビニール袋・カセットコンロ・大判のバスタオル・食べ慣れたおやつ・ヘッドライト等

防災グッズやバッグの中身は、半年に一回は内容を点検する必要があります。季節や子どもの成長によって必要なものが変わるからです。点検の日を決めておきましょう(防災の日は9月1日です)。
災害が起きたそのとき、子どもを抱えて、自分と子どもの防災バッグを持って、避難所へ徒歩で移動できるかどうか、シュミレーションしておくと、なお良いですね。
普段生活している場所やいつも通る道路には危険はないか、どの時点で避難すれば良いのか、具体的に対策を考えてみませんか。備えあれば憂いなしです。

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このページの担当部署
薩摩川内市子育て世代包括支援センターなないろ相談室

〒895-0012 鹿児島県薩摩川内市平佐1丁目18〔薩摩川内市川内駅コンベンションセンター (SSプラザせんだい)内〕

0996-22-3611 / 0996-22-8038

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