毎年8月31日は野菜(831 やさい)の日です。
ちょうど、トマトやキュウリ、ピーマンになす、モロヘイヤなど、夏野菜がおいしく、秋になるといも類やキノコ類が旬になりますが、小さなお子さんは野菜が苦手な子が多いようです。親の気持ちとしては「好き嫌いなくなんでも食べてほしい。」「栄養が偏る。」など野菜を食べないことによりお子さんの成長への不安がありかもしれません。
野菜が苦手なのはいくつか原因があります。
- ゴーヤやピーマンなど苦味が強い。
- レタスや小松菜など葉物野菜はペラペラしていて噛みにくく呑み込みにくい。
- 食感が独特で不快感がある。
- 見た目の色がの苦手。
これらは野菜が苦手な理由の一例ですが、なぜ野菜を食べないのかは、お子さんそれぞれに理由があります。
どうにかして野菜を食べてほしいとつい力が入ることがありますが、お子さんが自分から進んで「食べてみたい!」と興味をもってくれる方法をいくつか紹介します。
大人が「美味しい!」とおいしそうに食べること、食事は「おいしい、楽しい、」雰囲気で
パパやママがおいしそうに食べている食事を子どもたちはよく見ています。大好きな人がおいしそうに食べている同じものを食べたい。お子さんはそんな気持ちかもしれません。
離乳食が始まる時期はママが「食べてくれるかな。どうかな。」と思いながら真剣な顔で与えるとお子さんにも緊張感が伝わってしまい警戒してしまいます。
まずは、楽しく美味しい食卓の雰囲気をパパママで心がけてみましょう。
無理強いするとかえって拒絶することもあります
「ちゃんと食べなさい。」「食べないと大きくなれないよ。」というと、なんだか無理やりな感じがして怖い気持ちが勝ってしまいます。「ひと口食べられたら体が強くなれるね。」「お野菜食べられるとかっこいいね。」と前向きな言葉で伝えてみましょう。
大人もなんでも好き嫌いせずに食べてみましょう
「お子さんは大人の背中を見て育つ。」と言うように、親が苦手で食べない食材は、やはりお子さんも食べなくなる傾向があります。野菜の日を期にパパやママの食生活も振り返ってみましょう。
一緒に野菜を育ててみましょう
ミニプランターを用意して一緒に野菜を育て、成長を楽しみ、収穫する喜びを一緒に体験してみましょう。余裕がない方も豆苗の2回目の収穫や小ねぎの根を小さいコップで成長する様子をみてみるのもお子さんにとって良い経験です。
※ 川内保健センターには、栄養士がおります。お子様の食生活についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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