離乳食からスタートし、幼児食……子育て世代の皆さんは、日々野菜と格闘していることと思います。どうしたら、好き嫌いなく、美味しく食べてもらえるものかと、毎日のメニューを考えながら、頭を悩ますことも多いことでしょう。
私も子供達が、小さい頃はあれこれ苦戦し、時には「苦い野菜は罰ゲームだと思って食べてね~」と食べさせていたことを懐かしく思います。栄養士さんから、「味覚も成長と共に変化していくため、苦味のある野菜や生野菜も食べられるようになっていくんですよ」という心強いアドバイス通り、成長した今では、何でもよく食べるようになったな、と感じています。
現代社会は、まさに飽食の時代。食べたいものが、食べたい時に手に入り、お腹がすいた!!という経験のない子ども達もたくさんいるのではないでしょうか。
先日、私の父親(70歳)が、「白いご飯の上に、甘く煮たかぼちゃをのせて食べるのが大好きだった」「あまり食べ物がない時代だったからね~」と、孫達に話していました。
今日、このコラムを書きながら、野菜の日には、ペッコペコにお腹を空かせた子供達と父の思い出のかぼちゃご飯を食べてみようかな、と思っています。
野菜の日とかぼちゃの味がよい思い出になりますように。
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