野菜が足りていない、野菜を調理して食べる時間がない…そんなときに手軽にとれるのが野菜ジュース。
「野菜を食べてくれないから、せめて野菜ジュースを…」と子どもに栄養を摂らせたい思いから、野菜ジュースを与えることもあるのではないでしょうか。では、野菜ジュースを飲むことで野菜を食べるのと同じ栄養が摂れるのでしょうか。
- 「濃縮還元」って?
市販の野菜ジュースの多くは「濃縮還元」という製法で作られています。【野菜を絞る→加熱処理などで水分を飛ばす→4~6倍程度まで濃縮後に冷凍→使用時に水を加えて元の濃度に戻す】という過程を経ています。飲みやすくするために「絞る」ことで不溶性食物繊維は除かれてしまい、殺菌・濃縮のために加熱することで熱に弱いビタミンCと酵素は激減しています。
- 野菜ジュースはどうして甘い?
野菜ジュースは、飲みやすくするために、果汁の割合を多くしてあるもの、糖質が多い野菜を多く使ってあるもの、砂糖や人工甘味料・合成甘味料で甘味を加えてあるものなど様々です。商品の表記で「砂糖不使用」と書かれているものもありますが、砂糖ではない甘味料(果糖やオリゴ糖・異性化糖・人工甘味料など)が使われている場合もあります。
こどもは大人と比べて、体重が軽く、血液量も少ないため、大人よりも血糖値が高くなりやすいです。すい臓で作られる、血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌が未熟なので、糖質の取りすぎは、子どもの体に負担をかけてしまいます。
野菜ジュースは、”ジュースの仲間”です。
選ぶ際は、食品成分の現在料名や栄養成分表示などを参考にしてみましょう。
今日のお野菜レシピ
🐤さつまいものサラダ🐤
〔材料2人分〕
さつまいも 60g
ベーコン 40g
にんじん 30g
マヨネーズ 大さじ2
こしょう 少々
〔作り方〕
- さつまいもは皮ごとに角切り、にんじんは皮をむいて角切りにする。
- さつまいもとにんじんを耐熱皿に入れ、大さじ1の水を加え600Wの電子レンジで5分間加熱する。
- 熱したフライパンに油を入れ、ベーコンを炒める。
- さつまいも、にんじん、ベーコンを大さじ2のマヨネーズで和える。
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