今年もこの時期がやってきました♪8月31日は「野菜の日」です🍅
今年は、8月28日から9月3日を「野菜週間」として様々な取り組みを行います。
今日は、子どもの味覚の育ちと野菜の関係についてお話しします。
- 味覚は経験により学習していくもの
味覚と一言でいっても①甘味②旨味③酸味④塩味⑤辛味⑥苦味⑦渋味などおいしいと感じる感覚は人それぞれです。
初めて食べる味に、なんだか渋い顔をする赤ちゃんがいたり、子どもの頃は苦手だった味が大人になって食べられるようになったりと、味覚は経験を繰り返すことで身についていく感覚であり、個人差はありますが10歳頃には完成すると言われています。
離乳食で最初に、おかゆや甘味のある野菜(にんじんやかぼちゃ等)を使用するのは、赤ちゃんにもともと備わっている味覚(先天性味覚)である甘味や旨味を活用しています。
一方で、酸味や渋味、苦味などの味覚は、後天性の味覚といい、体験を重ねていくことで学習していくものになります。
- 野菜は繰り返し食べることが大切
野菜が持つ独特な酸味や渋味、苦味は、「野菜を食べる」という体験を繰り返し学習することが必要であり、学習によって好む感覚にしていくことが必要です。
野菜の場合、パサパサした触感や繊維があり、硬く飲み込みにくいといった特徴があり、苦手とする子どもも多いかと思います。
☆たっぷりのお湯でゆがき、苦みを少なくする。
☆たんぱく質や調味料と混ぜて味の変化をつける等の工夫をすることで食べやすくなります。
また、楽しい食卓も野菜を食べる心地よい経験の一つになるかもしれないですね。
野菜を食べるという楽しい経験を増やしていくことで野菜の味覚を学習していきたいですね。
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