お腹の赤ちゃんってすごい!!赤ちゃんのミラクル★

こんにちは。久しぶりの投稿になります。妊娠中の方向けコラム5回目は、お腹の赤ちゃんのことについて書いていきます。 
 皆さんの赤ちゃんは、お腹の中でどのように過ごしているのか想像できますか?妊婦健診に行くと、エコーで赤ちゃんの様子を見ることができている人もいるかもしれません。手足をバタバタさせたり、指しゃぶりをしていたり、手や腕で顔を隠して見せてくれなかったり、「考える人」のような格好をしていたり、足を組んでいたり・・・。お腹の赤ちゃんのことを少しでも理解することで、お腹をなでたり、声を掛けたりする回数が増えたらいいなぁと思います。 

赤ちゃんの五感はいつから・・・!?

五感とは、味覚触覚嗅覚・聴覚・視覚です。いつから五感って分かるようになるのでしょうか?生まれてすぐ?生後3か月したら?いやいや、お腹の中にいる時にはもう働き始めているのです。 

「味覚」について
妊娠
20週を過ぎると、舌や口の中の感覚が完成します。赤ちゃんは、羊水を飲んで自分を包んでいる羊水をきれいにしています。羊水の味は、ママの食べたものが影響していると言われています。バランスの良い食事、旬の食材を食べて、赤ちゃんの味覚を育てることも食育につながるのかもしれませんね。

「触覚」について
皮膚感覚のすべてが胎児のうちに備わると言われています。妊娠
24週過ぎに、羊水は温かいとか心地よいという感触が分かるようです。こんなに小さいうちから自分と外の世界を確認しようとしているなんてかわいいですよね。胎動も蹴るというよりは、足で押して感覚を確認しているのです。お腹を触りながら、「ここキックしてみて~。」と言うと、キックしてくれる・・かもしれないです(#^^#)何回かしてみると、2回キックや1回キックなど答えてくれる赤ちゃんもいます。キックゲームをして遊んでみると楽しいですね。

「嗅覚」について
妊娠
2830週ごろに嗅覚は完成します。ママの匂い、羊水の匂い、母乳の匂い赤ちゃんは嗅ぎ分けることができます。生後すぐの赤ちゃんは、自分の意志で大好きなおっぱいへ口元を持って行き、おっぱいを飲むことができます。すごいですよね。

「聴覚」について
妊娠
32週には聴覚がほぼ完成するといわれ、生まれた時にはお腹の中で聞いていた音を以前聞いていた音として認識できます。パパやママ、兄弟・姉妹の声は大好きです。生まれてすぐに、パパの声に反応して泣き止む姿は、産婦人科ではよく見る光景です。たくさん話しかけてあげてください

「視覚」について
妊娠
34週では、新生児と同じくらいの視力の0.020.03程度となります。明るい・暗いも分かるし、30㎝くらい離れたら焦点も合います。散歩をしながら、「夕焼けがきれいだね。」とか、「朝だよ。明るいね。」とか、「暗くなるの早くなったね。」など話しかけてみると、赤ちゃんは感じているかもしれませんね。

赤ちゃんは、パパやママ、家族が大好き

赤ちゃんは、五感をフル活用して、大好きなママやパパ、家族の声や匂いで安心して過ごすことができるのです。だからこそ、妊娠中はママやパパ、家族が穏やかな気持ちで生活することが一番の胎教になります。お腹に触れて、話しかけて、笑顔で毎日を過ごしていきましょう。けんかした後は、「大きな声出してごめんね。仲直りしたから大丈夫だよ。」など声をかけてあげてくださいね。赤ちゃんも分かってくれると思いますよ♪ 

胎外生活に適応するための準備もしています★ 

五感のみならず、お腹の赤ちゃんは胎外生活に適応するための準備を日々、ママのお腹の中で行っています。 

呼吸の練習 
呼吸の練習もその一つです。妊娠中期に入ると、肺を成熟させる物質が少しずつ作られていきます。妊娠32週頃をピークに34週くらいまでにはおおむね準備完了です。そして、羊水を肺胞の中に入れて、膨らます練習もしています。エコーで、羊水を飲み込む姿が見られる時もあります。生まれるとき、肺胞の中にあった羊水は、産道を通る際に出ていき、初めて自分の力で空気を吸い込み、泣くのです。生まれた瞬間に聴く産声は、赤ちゃんがちゃんと自分で呼吸をして生きていこうとする力です。元気に泣いている赤ちゃんを、ママとパパはたくさんほめてあげてくださいね! 

指しゃぶり 
指しゃぶりをしておっぱいを飲む練習もします。生まれてすぐにおっぱいを飲めるのは、練習の賜物なのかもしれませんね。たまに指に吸いダコができている赤ちゃんもいます。たくさん練習したのでしょうね(#^.^#) 

免疫 
赤ちゃんは胎盤を介してママから免疫をもらっています。ママの免疫が赤ちゃんの感染症予防の一つになるのはすごいことだと思います。しかし、ママもすべてのウイルスやばい菌に免疫を持っているわけではないので、手洗い・うがい・マスク着用などの感染症対策は大切ですね。 

胎脂 
赤ちゃんが、胎脂という白いラードのような脂に包まれていることは知っていますか?羊水という水の中で皮膚を保護するために(皮膚がふやけないように)、感染症から守るために、お産を進みやすくするために、そして腸内環境を整えてくれることも分かっています。 

 お腹の中でどのように過ごしているのか想像してみましょう。今、この瞬間にいろんなことが出来るようになっているかもしれません。小さいように感じるかもしれませんが、すでにいろいろな成長・発達をしている赤ちゃんに、たくさん話しかけてお腹を触ってあげてくださいね。

赤ちゃんの神秘 

最初約0.1mmしかなかった受精卵は、細胞分裂を繰り返し、人間の形になっていきます。妊娠6週の頃は、尻尾(しっぽ)が生えているです。私たちのお尻にある尾骨(びこつ)は尻尾(しっぽ)の名残ですね。手にも水かきがあったですよ♪人類が進化して姿を変えていった過程を妊娠10か月で成し遂げています。ママのお腹の中で、神秘的なことが起こっていることが分かると、赤ちゃんはすごい、赤ちゃんを宿しているママはもっともっとすごい!!と思いませんか? 

電話相談・オンライン相談やってます❤

妊娠中、不安になることがあると思います。不安な気持ちは一人で考えすぎず、相談してくださいね。なないろ相談室では、随時、電話相談・オンライン相談を受付ています。気軽に相談していただけたら私たちもうれしいです。ママと赤ちゃんが元気に過ごせるように応援してます。 

子育て世代包括支援センターなないろ相談室   0996-22-3611 

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相談・お問い合わせ先

薩摩川内市子育て世代包括支援センターなないろ相談室
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薩摩川内市子育て世代包括支援センターなないろ相談室

〒895-0012 鹿児島県薩摩川内市平佐1丁目18〔薩摩川内市川内駅コンベンションセンター (SSプラザせんだい)内〕

0996-22-3611 / 0996-22-8038

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